日本では一般的に、「2年に1回のマンモグラフィ+月1回の自己検診」が推奨されています。
乳がんによる死亡率は、2年以上検診を受けていなかった方は検診を受けていなかった方と大差なく、より頻繁に乳がん検診をしても死亡抑制効果が乏しいことが報告されています(British Journal of Cancer (2014) 110, 556–559)ので「2年毎のマンモグラフィ」は適切だと思います。
しかし、家族歴や既往歴で乳がん発症リスクの高い方では、より頻繁な検査や追加検査が望ましい場合があります。