おしらせ

2026.3.02

超音波検診に関する臨床試験結果に基づき、乳がん検診時の推奨検査について当院の方針を変更します

2026年2月20日付で40代女性における乳がん超音波併用検診の長期追跡の解析結果がThe Lancet誌に掲載されました。 

その結果、マンモグラフィに超音波検査を併用した群で乳がん死亡率の代替指標の一つとされる「累積進行乳がん罹患率」において17%のリスク低下を示しました。 

 

一方で、実際の乳がん検診やドックで超音波併用検診を行うには、超音波併用に伴う要精検率・偽陽性・画像診断の増加、精度管理や実施体制、費用対効果などに課題が残っています。 

 

当院では、精度管理を持続的に行うこと、複数回受診も含めた全例で総合判定と比較読影を行うこと、組織診や経過観察によるフィードバックを繰り返すことで、受診された方に超音波併用検診に伴う不利益を上回る利益を提供できると判断し、超音波併用検診の推奨について方針を変更しました。 

 

2026年3月の乳がん検診から変更をさせていただきます。 

なお、乳がん発症リスク、推奨する乳がん検診の頻度や検査法は、一人一人異なりますので、検診結果の「乳がんリスクと今後の検診について」をご参照ください。